ボトックス注射

ボトックス注射とは

ボトックスとは、極細の針で表情ジワの原因となっている部位に「ボツリヌストキシン」という製剤を注射することで、神経の末端から出る信号「アセチルコリン」を阻害し、筋肉の動きを抑制します。 その結果、筋肉の過剰な働きによってできるしわ改善効果や、動かないことで筋肉そのものが痩せて小さくなり、サイズダウンする効果などが期待できます。

ボトックス注射

口角を上げる

平常時に口元が『への字』に下がっている方や笑った時にも口角が上がりにくい方は、口角を下に引っ張る筋肉の力が強いので、ここにボトックスを注入することで口角を上がりやすくします。 効果の持続期間は3ヶ月~6ヶ月程度で、繰り返し注入する必要があります。
※持続期間には個人差があります。

あごの梅干しジワ

あごの中央には「オトガイ筋」という表情筋があり、緊張した状態が続くと、口を閉じたときに梅干しのようなシワがあごにできます。梅干しジワは不機嫌そうな印象を持たれやすく、老けて見られてしまうこともありますが、ボトックスをオトガイ筋に注射して改善させることが可能です。

鼻の穴を小さくする

鼻の穴が大きくなる原因になる筋肉「鼻孔開大筋」に注射します。これにより、鼻の穴が大きくなる力が弱まり、鼻の穴が目立ちにくくなります。

ふくらはぎを細く

スポーツをやっている方やヒールを履くことが多い方は、ふくらはぎの筋肉が発達し太く見えてしまいます。いわゆる「ししゃも脚」の方の場合には、脂肪吸引よりもボトックス注入の方が効果があります。
下腿(ふくらはぎ)の筋肉内にボトックスを注入して、筋肉の動きを抑制します。筋肉は使わなくなると萎縮するので、それを利用してサイズダウンをはかります。 ボトックスを注入してから1ヶ月位でサイズダウンが実感できます。

当院で使用する製剤

ボトックス ビスタ
BOTOX VISTA

アラガン社(アメリカ)製で、日本国内で唯一、厚生労働省および米国FDAに承認されたボツリヌストキシン製剤。安全性と有効性が確立されており、表情じわの改善から小顔治療まで幅広く使用されています。

ボツラックス
Botulax

ヒューグル社(韓国)製で、韓国MFDS(韓国食品医薬品安全庁)承認を受けた製剤。安定した効果と安全性を持ち、表情じわの改善や小顔治療など多様な施術に使用可能。自然でバランスのとれた仕上がりを目指せます。

ボコーチュア
BOCOUTURE

メルツ社(ドイツ)製で、米国FDA承認を取得したボツリヌストキシン製剤。高い純度と安定した効果が特長で、自然な仕上がりを得やすく、しわ改善や表情の調整に適しています。

料金表

額/眉間/目尻/鼻の穴を小さくする/鼻の横シワ/
あごの梅干しジワ/口角を上げる など
1ヶ所 33,000円
2ヶ所 55,000円
3ヶ所 77,000円
4ヶ所以上

1ヶ所ごとに

22,000円
経過注入

(1ヶ月以内)

0円
咬筋
(エラ)
1回 55,000円
追加

(1ヶ月以内)

11,000円
腋窩
(わき汗)
1回 66,000円
追加

(1ヶ月以内)

11,000円
手のひら・足底 1回 66,000円
ふくらはぎ 1回 55,000円
麻酔クリーム 手のひら約一枚分 1,650円
※手のひら・足底・ふくらはぎの追加は、同額となります。

リスク・副作用

ダウンタイムについて
アレルギー反応・内出血、赤み、腫れなどが起こることがあります。 また、頭痛が生じたり、表情が不自然になる・左右非対称になる・咬筋への注射の場合、噛む力が弱くなることがあります。

注意事項

効果について
ボトックス注射は、施術直後にすぐ効果が出るわけではなく、実感までに少し時間がかかります。 顔のシワやエラへの注射、わきがや多汗症に対するワキへの注射など、いずれの場合も効果はおおよそ3~6ヵ月持続し、その後は徐々に元の状態へ戻っていきます。
持続期間について
持続期間には施術部位や肌の状態によって個人差がありますが、効果を感じたい時期がある場合は、希望日の約2週間~1ヵ月前に施術を受けるのがおすすめです。 また、6ヵ月に1回程度のペースで再度施術を受けると、効果を継続しやすくなります。
※再施術の時期は個人差があるため、必ず医師にご相談ください。
施術にあたって
アレルギー歴や既往症、他の治療歴を必ず申告してください。
施術後は内出血や腫れを抑えるため、激しい運動や長時間の入浴、飲酒などをお控えください。
異常を感じた場合はすぐに医師にご相談ください。